高齢者になると、運動機能や体力が低下してきます。
それと同じ様に睡眠の質も低下して、夜中に何度も目が覚めるなどの症状が現れます。
気力の低下でイライラを訴える人も多くなってきます。
このようなイライラや不眠にも漢方薬が処方される事があります。
漢方医学では、イライラや不眠の症状を「気血水」という概念に当てはめて考えます。
「気血水」とは、その名の通り、体内の気と血と水です。
漢方医学では、「気血水」がバランスよく体内を巡ることで健康が保たれると考えます。
「気血水」に異常があるかどうかは、風邪の診断のところでも書いた、漢方医学独特の診断方法の「四診」で判断されます。
気が不足したり、逆流したり、うっ滞したりした状態を気の異常といいます。
高齢者のイライラや不眠は、気が不足したり、流れが滞ったりして起こります。