高齢者の皮膚の痒みの主な原因は「アトピー性皮膚炎」と「老人性皮膚瘙痒症」です。
皮膚のかゆみには、高齢者の半数以上が悩まされているといわれています。
「アトピー性皮膚炎」は、一般に若い頃に発症し、加齢とともに軽くなっていくのですが、高齢になっても症状に悩まされることがあります。
体質や皮膚の異常に「ストレス」「発汗」「掻きむしる」などが複雑に絡み合って発症すると考えられています。
皮膚に炎症が生じ、強いかゆみを伴ったさまざまな皮膚症状が起こるアレルギー疾患です。
「老人性皮膚瘙痒症」は、アトピー性皮膚炎のようにハッキリした症状がない、高齢者の皮膚のかゆみのことです。
主な原因は、皮膚の乾燥です。
かゆみのために掻きむしって、症状が酷くなる場合もあります。
皮脂の分泌量は、加齢に伴って減少していきます。
水分を皮膚に十分ためられなくなって、皮膚が乾燥します。
そして、ちょっとした刺激でかゆみが生じるようになります。