高齢者の不眠のタイプには、
1、眠りたいのに眠れない、日中に眠気に襲われるなどの「気虚」
2、くよくよする、気分が落ち込んで眠れなくなるなどの「気うつ」
3、物事が気になって眠れない、焦りでイライラして眠れないなどの「気逆」の3つがあります。
1の「気虚」の症状には、「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」という漢方薬が処方されます。
2の「気うつ」の症状には、「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」という漢方薬が処方されます。
3の「気逆」の症状には、「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」という漢方薬が処方されます。
不眠に使用される漢方薬と、西洋薬の睡眠薬は、どこが違うのでしょうか?
睡眠薬は使用すると効果がすぐに現れます。
脳の緊張を解いて眠りに導く薬なので、日中に眠くなるなどの副作用が起こる場合もあります。
それに対し漢方薬は、即効性はなく、全身のバランスを整えて眠りに導くための薬です。
ある程度、服用を続けていれば効果が現れてきます。